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LINK IARP学会誌 論文 研究書 本山 博著 英文書 J.Bライン博士賞 |
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宗教的超感覚的世界の客観的実在性を、生理学、心理学、超心理学等によって科学的に立証し、 さらに形而上学的に解明した各国学会絶賛の書。 1951~2年から1960年頃にかけての著者の諸論文をまとめ、1961年春、博士論文として東京文理科大学に提出されたもの。 1963年12月、「宗教経験の世界」として出版され、後、1990年4月、著者が創立し所長を勤める宗教心理学研究所創立満30周年を記念し、「超感覚的なものとその世界」と改題、改版された。 ユネスコより哲学部門優良図書に挙げられた。 *ユネスコ -国際連合教育・科学・文化機関の略称。戦争の防止や国際平和を目的とする。 |
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<序文> この本に収められている諸論文を書いた1954年(昭和29年)~1961年(昭和36年)頃は、戦前、戦中の神道に基づく日本神国論に対する一種の反動として、戦後の社会主義、唯物論的考えが最も盛んであった頃である。 宗教とか神秘と言うだけで、インテリと自負する人々は、それを攻撃するか無視するかしたものである。したがって、超感覚的な世界に到達するためにヨガ行をしたり、そこで生ずる心身の変化の生理心理学的研究や、ヨガ行によって目覚めた超能力の生物物理学的研究をするということは、当時の大学ではとても受け入れられるものではなかった。 私は幼少から、優れた霊能者、宗教家である養母と生母の二人に連れられて、厳しい修行(滝行、一日中洞窟内での連祷等)をし、毎日、神の力の下に母達が行う人々の救いの奇蹟を見た。長じて25歳からヨガ行を始めて、種種の神秘体験と超能力を得て人々を導いてきた。 現在は、国際的視野でみると、超心理学の研究は大学で受け入れる所も出来てきた。私共の研究所で行った経絡や気の存在、機能についての生物物理学的証明は、国際的に学会で認められ、Holistic医学では必ずとり上げるようになった。本書にでてくる「チャクラ」という言葉は、当時、日本人も西洋人も殆ど知らなかったが、今では、ヨガ実修者、宗教者は日本でも外国でもほとんどの人が知るようになり、若者の、チャクラへの精神集中を含むヨガ瞑想に励む人口が増えてきた。 世界の人類が物質文明の高度な発達と平行して、精神の進化と成長を求める方向に動きかけた徴候が至る所にみえてきた。現在、ソ連、東欧の唯物的共産主義、社会主義が崩れて、個人の自由と権利を認めて宗教を是認する民主政治へ移行しつつあることは、その一つの大きな徴である。今、地球の人類、いな、地球そのものが、より深い、大きい精神的進化と発展を求めて始動し始めた。本書は、この動きを予見し、この動きに方向を与えてきたように思う。人間存在の根源にある超感覚的世界の探究に、本書は依然として有意義であると信じている。
1990年3月23日 本山 博 <主な目次>
序論
序
序
序
高い段階の三段階と低い段階のそれとの間における相違 5.「宗教経験における超意識と無意識」の内でいう宗教経験の段階と 「宗教経験と存在」の内でいうそれとの関係 6.存在と意識およびより高い存在への進化 7.横の関係、縦の関係、絶対無について (七) (付録)宗教経験の具体的実例 |
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海外の本山博士の紹介 インターネット上で読む本として紹介 | ||||||||||
宗教心理出版のホームページ 本山 博の書籍やテ-プを中心に,東洋医学/超心理学/生命物理学/宗教/ヨガ・瞑想等の専門書を紹介 |
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