能勢三貴子講師のご紹介
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自分が19歳の時、本山博初代会長にご著書を片手にご訪問し、その後東京に居を移してからは、毎日のように御境内に通い、IARPの専門クラス、先生が初代宮司であった神社の月2回の祭事や月2回の御祈願を初め、機会を漏らさず参加をし、真理に触れることを渇望していた当時の自分は、ご講話を食い入るように拝聴しておりました、また、先生が設立されたCHIS大学院の前身日本校での授業に参加し、宗教や信仰、超意識などについて、学問的なアプローチでの講義も受けました。
本山先生の元に行ってから、轢き逃げ事故による手術や結婚、ピアノ講師から進学塾講師、大量輸血の難産も男子を授かる、癌、輸入業とレストラン経営の起業、第二子の娘の死産。先生の元を離れてから、レストラン2号店3号店めで赤字続き→自分が主力となってV字回復、パートナーの2年がかりの入院、ソムリエ資格取得、家庭内暴力、別居、パートナーと協力しビアフェス展開で成功、10店舗展開の後、元の会社から排斥、共同経営から分社独立し3、4店舗経営、ワインイベント成功、ユング夢分析の修業、息子の不登校、元の会社からの横領まがいの不正、大学講師の仕事、不正や不払い被害に対する裁判、ニューロ・ヒプノシスで、米国の権威ある協会ABHで、日本で5番目のマスタートレーナー認定、息子のアメリカ大学卒業、コロナ禍を機会に店舗撤退、等々、成功や喜びと、真逆のどん底の悲しみと、事業経営における引っ切り無しに起きる問題、企業間での競合や略奪、等々、当時の自分は考える間もなく対応に追われ、まるで這い上がったらまた落ちる蟻地獄や大海の渦のようでしたが、“傷つく”などの感情との 同一化は減るようになりました。
数年前に、先生方のご配慮で(詳細は字数の都合で割愛します)IARPに復帰させていただいたのは、御教えと超「この世的な」体験を照らし合わせ、ある種の「答え合わせ」をするために、長いブランクを経てここに戻ってきたのではないかと感じたものでした。
ユング心理学において、10年以上スペシャリストである優れた指導者(匿名)に就き「夢分析」の勉強をしましたが、毎日の夢の記録が、実は重要な修行法となります。瞑想と同じく、【普段の頭で考えたり自己対話をしている「意識的な」状態を「やめる」こと】をしないと、夢を詳細にわたって思い出すことはできないのです。そして、夢の中で、【受動的でなく主体的になっていくこと】、怖く感じる状況や対象にも【自分の在り方を変えることで、現実世界での【自分の思考や行動パターンを変えられること】など、学んでいきました。
またもう一つは、ヒプノシスやニューロ言語学の施術者の資格から最高指導者の資格まで数年かけて取得しました。資格取得まで足かけ15年以上勉強したと思います。トレーナー側がクライアント側に「質問をする」という形で、ニューロ言語学ではセッションをします。頭の中を単純化させた中で、一種不思議な質問をしていくと、まるでコンピュータのサーチシステムのようにして、答えがクライアントの口から出て、それを【手離す】誘導をしたりも、熟練により可能となります。大いなる智慧のところから、必要な情報をダウンロードする感じです。また、信念や思い込み、制限を取り除くことで、感情パターンが変わり、思考の仕方も行動も変わる、というようなことを目の当たりにします。
私がこうした領域の専門家になるにつけ感じることは、【我々人間は自分達に搭載されている機能をまだまだ知らず、充分に使えていないはたらきがたくさんある】、ということです。
先述の、物質界の津波のような年月の中で、「これが、いわゆるホールネス、ワンネスというものか!」という体験をするようになりました。坐っていて、雷に打たれたように、【もの凄い情報量がもの凄い速度で頭の中に入ってきて、勿論一つ一つの情報を追うことは絶対に無理なのですが、全体的に伝えられていることが包括的にわかる体験】です。全部が本当に嘘じゃなく言葉通り繋がっている真実を知らずに、薄っぺらなほんの表面の層だけしか知らなかったことに、ただただ茫然としました。そういった意味で、この世的な事を放って高い次元の存在に頼るだけでなく、この世的なことを十分やり切ることで、そこにも同時に精神的な力が来てくれると、思いました。
ということで、自分の役割としては、自身の体験を活かし、クラスの参加者の方々と、何か腑に落ちる捉え方を見つけていくことでないかと考えています。自分の、物質的、現実的な世界にどっぷり浸かった時期も、指導者としての幅広い経験も活かし(勿論、その核心はズレることなく)、自分なりにちゃんと消化したことを伝え、お話や指導を受け取った頃と時代や世の中が変わっている点で、「今に合った創意工夫」をすることで、もっともっとわかりやすいものにしていきたいと考えております。「自分達に搭載されているが、まだ知らない機能を使える」ために、チャクラへの集中と覚醒は言うまでもなく有効だと思います。
最後に、私のクラスのことですが、昔の私にとって、もしそんなクラスがあったなら、もっと前に進めて助かっただろうと思うような、「親しみやすい」「伴走する」クラスを目指します。人数が多い上のクラスより、双方向の進め方ができるので、「まだ確認したいことがある場合に選ぶ場」としての「基礎クラス」を構成します。よろしくお願い申し上げます。