経絡体操法クラス 山中路子講師のクラス紹介
経絡体操法【チャクラ活性】クラスご紹介
2021年5月より、経絡体操法【チャクラ活性(略称C)】を担当させていただきます、山中路子です。
ヨーガの指導は2000年にスタートし、その後、様々な種類のヨーガを実践していく中で、2003年に初代会長の著書『密教ヨーガ』に出会い、感銘を受け、2007年にIARPの会員となりました。
以前1年間ほどIARPでクラスを担当しておりましたが、海外赴任などがあり一度離れて、再度またこうしてクラスを担当させていただけますこと、本当にうれしく思っております。
経絡体操法を基本に基づいて行うことはもちろんですが、参加される皆様の体調や必要に応じて対応させていただきますので、どうぞ安心してクラスにご参加下さい。
このクラスには大きく2つの目的があります。1つ目は『チャクラ活性』と『スシュムナの浄化』『気のバランス調整』
まずはチャクラやナディ、身体のパーツ一つ一つに意識を集中し、プラーナの流れを感じとりながら、じっくり丁寧にアーサナを行います。
そして、クンダリニーヨーガに必要とされる、「ヴィジュアライゼーション(視覚化・強く心にイメージすること)」のテクニックを用いて、チャクラを活性化していきます。
座位と仰臥位の多い、緩やかなリラックス系のクラスですので、体力に自信のない方、エネルギー不足の方にも安心してご参加いただけます。
気のバランスが整いますので、もちろん瞑想をする為の準備としてもとても効果的です。
2つ目は、アーサナを一つ一つただ『行為する』ことに集中し、『超作』という教えとアーサナの実践を結びつけること。
初代会長が仰っていた、人間を霊的に成長させ、また人間を苦しみから解放し、他者や自然と調和した生き方をするために大切な三つの教え『超作』『行』『全託』
その中でも初代会長が最も重視した実践である『超作』(成果や見返りを求めず、小さな自分を捨てて、ただただ純粋に行為そのものになりきり、一生懸命に行うこと)
アーサナを『超作』として行い、また、アーサナを通じてより『超作』への理解を深められますよう、皆様とヨーガ出来る様に努めてまいります。月に1回のクラスですが、どうぞ深いリラックスと、魂の無限なる拡がりを感じてみてください。
自己紹介
山中路子
2003年に、主人の転勤で札幌に転居した事が、私とIARPとのご縁の始まりでした。東京のヨガ友達から「札幌にヨーガと瞑想を教えている、素晴らしい先生がいるよ」との噂は聞いておりましたので、早速『北海道瞑想ヨーガ協会』を訪ねました。(表札の表示はこのようになっておりましたので、私はここがIARPの札幌支部だという事を、しばらくの間知りませんでした)中からは支部長の塚本先生が現れ、「クラスは誰にでも出来るゆったりしたヨーガで、東京から来た人には物足りないかもしれないけど、興味があればいつでも受けに来てください」と仰って頂き、早速次の日にクラスを受けに行きました。
一回目の感想…うーん、確かに私には物足りないかも。 二回目…たまには、こういうゆったりしたヨーガも気持ちいいなあ。 三回目…その不思議な瞬間はやって来ました。アーサナの途中で、突然体の奥から温かいエネルギーが湧き上がり、体中に光の波が広がって行くのを感じました。
その時はまだ、本山先生のご著書を拝読したこともなく、経絡やチャクラの知識も無かったのですが、理屈ではなく、初めて『魂』が歓喜するような感覚に包まれたのを覚えています。
それからは、出来るだけ塚本先生からヨーガを学び、体得したいと思い、毎日のように通いました。そんなある日の帰り道、ふと立ち寄った本屋さんで、一冊の本が金色に輝いているのに目が止まり、吸い寄せられるように手に取ると、それが本山先生の『密教ヨーガ』だったのです。私はその晩一気にその本を読み、私の求めていたヨーガの全てがこの中にある!!と、直感したのです。
そしてあくる日、『密教ヨーガ』に出会えた喜びを、塚本先生にご報告すると、塚本先生は嬉しそうにニコニコ笑いながら、「その本を書かれた本山先生が、私のグルだよ」と仰ったのです。私はあまりの驚きで声が出ませんでしたが、これは偶然ではなく、札幌で塚本先生に出会えた事、『密教ヨーガ』が手招きするかのように、光を放っていた事、確かに神様のお力によって、お導きいただいたんだなーと、深く実感致しました。
私が札幌に居たのは、ほんの十ヶ月だけですが、その間に起こった数々の奇跡は、神様のお力を実感させて頂いた尊い経験として、私の魂に深く刻まれております。
その後、私は主人の転勤で、今度はマレーシアへ転居したのですが、なんと!遠く離れた異国の地 マレーシアでも、本山先生に関する不思議な出会いがありました。 マレーシアにはインド系住民も多く、毎年インドフェスティバルが行われ、何百何千というブースが出店して、大変な賑わいをみせます。
そのお祭りの中、ある瞑想団体のブースの前を通りかかった時、中から鋭い視線でじーっと私を見ている、五十代ぐらいのインド人男性と目が合いましたが、気味が悪いので、無視をして、足早に人混みの中へ。三十分程買い物を楽しみ、そろそろ帰ろうかと思った頃、あの男性が息を切らしながら駆け寄って来て、「やっと見つけたよ~。私は君を捜していたんだ。とにかくお茶を一杯、一緒にどうだ?」と誘われましたが、私はわけがわからず、見ず知らずの男性ですので、もちろんお断りしました。
しかし彼は、私とどこかで会っているはずだと言いだし、「君は何をしている?何者なんだい?」と尋ねたので、 私「今はマレーシアに住んでいますが、日本から来たヨーガ教師です」 イ「君はどのアシュラムで、ヨーガを学んでいるのか?君のグルは誰だ?」 私「ドクター モトヤマのアシュラムで学んでいます。私のグルはドクター モトヤマです。」とお答えしました。
すると彼は、突然手を合わせて、マントラを唱え、祈り始めたのです。そして、お祈りが終わると、私の手を取って、「いいか、君のグルは、今この世界に生きておられる、最も優れた聖人のお一人だ。世界中にグルはたくさん居るが、本当に聖人と呼べるお方は、ほんの数人しかいない。 その中のお一人と、同じ国に生まれ、同じ時代に生き、同じ言語で、教えを受けられる事が、どんなに光栄な事か、しっかり感謝して、修行に励みなさい。ちなみに、私のグルと君のグルは知り合いで、だからこうして、グルのお導きによって、インド人の私と日本人の君が、マレーシアで出会い、同じ光栄を共有しているのだ。インドのヨギで、ドクター モトヤマを知らない人は居ない。もし君がインドに行ったら、私のグルはドクター モトヤマですと、誇りを持って言いなさい。もしドクター モトヤマを知らないで、ヨギを名乗っている奴が居たら、そいつは偽物だからな!」と言って、最後に私に「Manish(マニシ…主に男性に用いられる名前で、心を制御した者、霊的に成長した者、天才など、大変良い意味があるそうです)」という、ヒンドゥーネームを授けてくれました。
ちなみに、一見胡散臭いこのインド人は、インドのアシュラムで、40年以上修行されている、ヨーガの行者さんで、たまたま親族の結婚式の為、マレーシアを訪れていたそうです。 この体験が物語るように、本山先生の教えは、国籍・言語・時空を超えて、真理を求める人々に、広く、深く、理解され、根付いており、世界中の人々を、霊的成長へとお導き下さいます。
彼の言うとおり、同じ国、同じ時代に生まれ、直接ご指導頂けるという恩恵に対し、自分自身の霊的成長によって恩返しするのはもちろんのこと、ヨーガを教えるという使命を通じて、この素晴らしい教えを、正しく継承し、広く伝えていく事が出来ますように、一生懸命精進してまいります。
本山先生、奥様をはじめ、一博先生、泰子先生、本部講師の皆様、根府川道場の皆様、御宮や本部のスタッフの皆様、そして最後に、私をIARPへと導いて下さった塚本先生に、心から感謝いたしております。そして、これからもご指導の程、よろしくお願い申し上げます。
山中路子
クラス紹介
山中路子
14年前、結婚を機にヨーガを始めました。結婚前はプロスキーヤーとして活動していましたので、体力と根性、スポーツには自信がありましたが、当時の私は、ストレッチが大嫌いで、体が固く、前屈しても脛の辺りを触るのがやっと…という状態でしたので、ヨーガを始めた当初は、クラスの度に体のあちこちが悲鳴をあげ、どのアーサナも今までのスポーツのように上手く出来ず、屈辱感とイライラを抱えて、家路についたのを、今でも思い出します。その頃の私はまだ、ヨーガの本来の意味を理解せず、肉体的なエクササイズの一つとして捉え、目に見えるものだけにとらわれていたのです。
でも、本来ヨーガのアーサナは、体の柔軟性、上手に出来る出来ないなどを、他人と比べて競うものではありません。 無理をせず、他人と比べず、自分自身と対話しながら、年齢や体力、日毎に変わる肉体的・精神的なコンディション、又 個々の目的や目標によって、自分に合ったヨーガを見つけ出し、作り上げていく事が大切です。
私が14年間ヨーガを学び、指導してきた経験から実感したことは、経絡体操は、その異なる目的を持った全ての方々、体の弱い方や高齢者のみならず、本格的にスポーツをされる方、霊的成長を求める霊性の探究者…各々に有効で、かつ安全に実践して頂ける、大変優れた体操法だということです。
私のクラスの中では、経絡体操を基本に、必要に応じて補助具(座布団やタオルや壁など)を使いながら、ハタヨーガを織り交ぜつつ、参加された方が、各々のペースで無理なく出来るように工夫してまいります。笑顔で家路につけるような、楽しいクラスを作り上げていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。